鳥研巡検その1

私がベインに興味をもったのは、3年のときの室戸実習のこと。
その年の春に、鍵層が豊富で構造もわかりやすい清澄の地質図書きを終え、いきなり放り込まれた四万十帯。断層・褶曲が至るところにあり、めちゃくちゃ複雑(に見えた。その当時は)。
その担当教官が鳥海先生でした。
ものすごい早口でviscosityがどうの〜、プレート境界のメカニカルカップリングが〜、クラックのクラスターが〜、とまくしたてられ、正直全然わかりませんでしたが、なにやらおもしろそうだと思ったのがそもそものきっかけ。
指導教官は学さんになりましたが、それ以来、博論審査に至るまでずっとお世話になっています。

そんな鳥海先生も今年で退官ということで、昨日今日と、鳥海研の四国三波川帯の巡検に参加してきました。
東大のほかに、東北大・千葉大・名大・広大・九大からも人が集まって総勢16人。

初日は新居浜駅集合、国領川沿いのルート。

露頭を前に議論。毎年説明が変わる??


夜は、西ちゃんも愛した筏津山荘でバーベキュー。

どんどん肉投入。


そして話は尽きず、持ってきた3升の酒を飲み干し、おひらきとなったのでした。
最後の方は桑谷さんとなにやら熱く議論していたようですが、あまり覚えていません。。。