最近の写真から

前回まで暗い日記が続きましたので、気分転換に美しい露頭の写真をどうぞ。 横浪メランジュ。チャートの壁。 意外とちゃんと残ってた手結メランジュ。枕状溶岩と、その上に整合的に重なる赤色頁岩。 巨大石英脈。黒耳にて。内部の結晶成長組織がよくわかる。…

延岡

調査&巡検で宮崎県延岡に行ってきました。 道中立ち寄った八丁原地熱発電所。 ほんもののシリカスケール(パイプに付着する沈殿物)に感動。 宮崎といえばやっぱり焼酎と地鶏! おすすめは、チキン南蛮「直ちゃん」、地鶏「とり千」。 あと、延岡駅近くの「…

ハンブルク一人旅

ブレーメン滞在の最終日、事後会議が午前中で終わり昼から半日の時間ができたので、列車に乗って100kmほど離れたハンブルクの町へ行ってきました。 ブレーメンの中央駅。ドイツの駅はどこも本当に美しい。 ブレーメンとハンブルクを結ぶ普通列車。2階建てで…

INVESTとブレーメンの街並み

ブレーメンというとグリム童話「ブレーメンの音楽隊」。その像は、市庁舎の横に、拍子抜けするほどさりげなく立っています。 その横にある、聖ペトリ大聖堂。荘厳な内部。 エルベ川。もっと大河かと思ったら川幅はそんなこともなかったです。 空襲で焼けなか…

ブレーメン到着

岡山で地質学会のあとも巡検、広島で地球化学会といろいろあったのですが、昨日からINVESTという、これからの統合国際深海掘削計画をどうするか?みたいな会議でドイツのブレーメンに来ております。 事前に聞いた話だと、総勢500人、日本からの参加者は80人…

岡山

4〜6日、岡山理科大で地質学会がありました。 自分の発表に加え、巡検のコース案内(5分ぐらいかと思ったら15分も!)、会議×3、などでばたばたしていて今回は、学会そのものをあんまりちゃんと楽しめなかった気がします。聞きたいセッション、聞きたい発…

牟岐・東京

23日から25日の昼まで、地質学会の巡検の下見のため牟岐に行っていました。潮なかなか引かず、膝下まで濡れました。当日は波が高くならないことを祈ります。 しばらくぶりの牟岐界隈は、なんだか寂れてしまっていました。 宍喰の道の駅の温泉と、日和佐の千…

鳥研巡検その4

巡検最終日の5日。 この日は四万十帯・横浪メランジュ。三波川を見たあとに四万十の石を見ると、なぜか心が落ち着きます。 案内者は高知大(朝倉)の橋本准教授、通称はっしーさん。木村研の大先輩で、頼りになる兄貴分です。 鳥研巡検のメンバーのほか、コ…

鳥研巡検その3

最初の記事に書いた4日の見学対応、なんとか無事に終わりました。 コアセンターの設備について説明してみて改めて、自分の知らないことの多さに驚き恥じ入りましたが、楽しそうにしゃべることはできたかな、と思います。 4日は午後から汗見川に。川で泳い…

鳥研巡検その2

2日目。 当然のごとく二日酔い。 へろへろの体に、朝日が眩しすぎます。 ねむの木の花。 いきなり渡渉。水が冷たくて気持ちいい! garnet zone中の巨大石英脈。どうやってできたんでしょう? 昼食を肉淵谷で食べ、エクロジャイトの転石拾いをしたあと、 田…

鳥研巡検その1

私がベインに興味をもったのは、3年のときの室戸実習のこと。 その年の春に、鍵層が豊富で構造もわかりやすい清澄の地質図書きを終え、いきなり放り込まれた四万十帯。断層・褶曲が至るところにあり、めちゃくちゃ複雑(に見えた。その当時は)。 その担当…