発表会の季節

昨日は修論の、一昨日は卒論の発表会があり、昨日はその打ち上げの飲み会が市内で行われました。
卒論・修論に関して、私はセミナーで各人にちょっとしたコメントを差し上げたぐらいのお手伝いしかしていないので、あまり偉そうなことも言えないのですが、この時期の学生さんというのはほんとうに柔軟で、ものすごい伸びを見せてくれます。1回目の発表練習の時には、正直、大丈夫か?と思った発表でも、2回目には言われたコメントを取り入れてすぐに修正し、かなりまともな形になっていて、感心しました。
(なぜもう少し前から始めないのか、という批判は、私自身がさんざん言われてきたことですのでしません)
3時まで飲んだ最後のほうには、学生さんたちの大部分が寝てしまったというそのことこそが、彼らの不眠不休のがんばりの証しです。お疲れ様でした。


私が卒論生のとき、発表会の直前に指導教官に言われたこと。
「自然のとんでもない豊かな現象を人間の言葉にして聴衆に紹介するという点で、君たちは自然と人間をつなぐ、いわば伝道者なんだから、その矜持を持って堂々としゃべりなさい」
伝道者という表現が若干ひっかかりましたが、確かにその通りで、以来、発表練習で自信なさそうなプレゼンをする後輩には、私もこの言葉を伝えることにしています。


今日は帰りぎわにちょっとしたことを思いつきました。これで、一見矛盾する2つの結果がうまく説明できるはず!(まだ計算してないけど)