INVESTとブレーメンの街並み

ブレーメンというとグリム童話ブレーメンの音楽隊」。その像は、市庁舎の横に、拍子抜けするほどさりげなく立っています。

その横にある、聖ペトリ大聖堂。荘厳な内部。



エルベ川。もっと大河かと思ったら川幅はそんなこともなかったです。

空襲で焼けなかった旧市街。今は土産物屋通り。

広場にはマーケットがあちこちに。ソーセージ、野菜、果物、乳製品、ジェラート、土産物、植木、球根などいろいろ売っている。
これは果物屋さん。

こちらはチーズのたぐい。

お花もたくさん売っています。

ブレーメン市内にはトラムという、要するに路面電車なのですが、縦横無尽に走っています。編成が長く、加減速性能がかなりよいのが日本の路面電車との違い。人がたくさん歩いている市街地でもすいすい。

こちらは別系統の路面電車。昭和30年代の北海道あたりの酪農軌道を彷彿とさせるかわいらしいフォルム。


さて、22日はせっかくドイツに来たのだしということで、昼からちょっとビールを飲み、

日本人のみでホテルの会議室に集まって、全体会議に向けての決起集会というか事前会議。そのあと、またビールを飲み、

トラムに乗ってアイスブレーカーへ。久々にみなさんと歓談。ここでもビール。
高知組?の写真をとる学さん。

んで、帰ってからまたビール。飛行機の中から数えると断続的に飲んでいる。

さて、23日からは会議本番。朝8時過ぎから夕方6時までみっちりやります。

大入りです。この講堂でいくつか講演を聞いた後、数十人のワーキンググループに分かれて議論&意見集約。というのが1日の流れ。

Keynote Lectureは勉強になりました。物質循環、地下生物圏、気候変動。
グループワークは、自分の専門とはちょっと違うグループに配属されました。初日は「プレート境界の始まり」、2日目は「Tectonic Climate Linkage」。
門外漢であっても、自分の専門から見た意見を言うのは大事ではないかと思いいくつか発言しました。それはそれで刺激的で、楽しかったのですが、やはりまとめるのはグループチェアなので、その権限の強さを思い知らされたのもまた事実です。


そして、会議を通して、自分も含めた日本人の発言力のなさを痛感しました。もちろん積極的に発言されている方も沢山いらっしゃるのですが、国別の発言数を参加者数で割った値は、日本はアメリカ・ヨーロッパより明らかに低く見えました。これは単純に英語能力の問題だと思うのですが、残念なことです。せっかく日本からのWhite Paperが沢山出されているのに、それが活用されず、その場での議論のみで全てが決まっていくグループもあったと聞きます。
短期的には、事前・事後に十分なネゴシエイションをして、ディベートでの不利をカバーする。長期的には、英語での瞬間ディベート能力を養う。これが重要なのでしょう。


ところで、会場の外にあったこの像。怖い顔してますね。なんというか、悪趣味。

23日の会議初日は、終わった後、海洋調査の用具をしまう倉庫みたいなところで大宴会。そうそう、ここブレーメン大学は、高知コアセンター、テキサスA&M大学と並んでIODPのコア保管3拠点のうちの1つなのです。


東大の同期、長谷川くん。北海道で頑張ってます。○○おめでとう!

昼もちょっとだけ飲み、

夜も飲み、

ソーセージ山盛り。

翌日も飲む。
とりあえずヴァイツェン白ビール)と言っとけばうまいということがわかりました。すばらしく芳醇な味わいです。